局所に痛みを感じてしまい、行為自体を楽しむことができない性交痛。
これには大きく分けて2つの原因があります。
一つは改善に時間がかかるケース。
全体の1割程度です。
約9割の原因は即改善します。
ではその違いは何か?
それを解説していきます。
性交痛も不感症と並び病気と認定されています。
しかしこの性交痛、改善に時間がかかる1割とすぐに改善する9割に分けられます。。
約1割はその部分に器質的な問題を抱えているケースです。
入り口が極端に狭い、奥行きが狭い、肌が極端に敏感など。
これは医学的な見方が必要でしょう。
しかし病院でこれらの治療をうけることはほぼ無いでしょう。
パートナーの協力を得て時間をかけて慣らしていくのが現実的です。
当サロンでも対応は可能ですが即改善とはいきません。
では即改善可能の9割とは?
それは原因がその部位の問題ではない方です。
体の受け入れ態勢ができていないのにデリケートな部分を刺激する。
すると過度に反応をして痛みを発してしまうのです。
正しい手順を踏んで体の反応を徐々に上げていく。
この時に体だけでなく気持ちの反応も上げていく必要があるのです。
これができていないと受け入れ態勢が整わないので痛みを感じます。
正しい手順を踏むだけで9割の性交痛はその場で解決します。
つまり病気ではありません。
より確実に性交痛を改善させる独自のテクニックです。
これらの手順を踏んでも不安を感じてしまうかたはいます。
その不安を取り払う為に痛みとは対照的に心地よさを強調させるテクニックです。
心地よさを感じているうちにいつの間にか痛みを感じる部分への刺激も受け入れている。
そんな技術も状況により使い分けます。
性交痛は様々な不調の原因になっています。
心のストレス、体のストレス、婦人科疾患など。
そして行為が楽しめないだけでなくむしろ苦痛に感じてしまう。
これでは人間関係にも悪影響を及ぼします。
またイケない悩みにも直結してきます。
言い換えれば性交痛改善の本当の目標は女性としての頂点の喜び。
それが叶うと全ての悩みの解決と言えます。
これまで女性向けサロン院長として多くの性交痛のケースを見てきました。
その中で気づいたのは痛みといってもその部位が傷ついている訳ではないということ。
傷つくような刺激はしていないのに痛く感じる。
これは肉体的な問題では無いことを表しています。
そしてそもそも行為に対して苦手意識が植え付けられているケースが多いです。
不感症マッサージの項でも書いていますが不感症は存在しません。
楽しみ方を知ればそれが勝り痛みなど感じなくなります。
その為にカウンセリングにも力を入れています。
お越しいただいた方にはこれを体で実感していただいています。
女性としての喜びを楽しむのはこれからです。
お相手の方の為にも性交痛から解き放たれて新たな世界を知っていただきたいです。